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有限会社 大江自動車
TEL 0823-24-4747

気がつけば40年!今年で創業40年。全てはお客様のお陰です!

大江自動車は私の父 よっちゃんが1983年(昭和58年)に創業しました。

いやー、開業の日のことはよく覚えていますね。

小さな土地にスレ-ト屋根の2階建て鉄骨の工場を建てて、

認証工場を取得。

スパナ1本から買い揃えなければならない、

文字通りゼロからの出発でした。

よっちゃんは、実の姉の夫が経営する自動車店で働くサラリーマン整備士でした。

自動車創世記から、奉公修行して一人前になった、いわゆるたたき上げの修理工です。

腕がいいと評判でお得意先も数多く持っていたようです。

よっちゃんは自動車整備振興会で若い後輩整備士のための講習を受け持っていた時期もあり、一流の修理工として実績を重ねてきました。当時としては良いサラリ-をとっていたそうです。

母方の兄弟が全員自営業で、サラリーマンはよっちゃんだけだったんです。だから、その 影響を受けたんでしょうね。

前述の通り、昭和58年に一念発起して起業し、大江自動車を設立。

工場を落成した日には、我が家で祝の席を設け、少人数ですが祝杯をあげて船出しました。

一方、私はその年、大学受験に失敗し見事浪人決定!

祝の席で皆が、おめでとうコールする中、ただ一人おめでたくなかった気まずさで、

苦い思いをしたことを覚えています。

脱サラから起業した我が家は、お金に余裕があるわけもなく、

浪人した私の大学進学先は地元国立大学一択で、逃げ場のない状況でした。

馬鹿でしたが努力はしましたね。なにせ崖っぷちまで追い込まれてましたから。

精神面はこの一年で鍛えられました。

広島大学に進学してからは、ちょくちょく店を手伝いましたね。

工学部の機械科でしたから。自動車修理に違和感はなかったですね。

とにかく両親も仕事に必死でしたから、少しでも手伝わなければっていう一心でした。

店は小さいながら繁盛していました。

なにせ、時代はバブル全盛でしたから。

商売するには、いい時代でしたね。

私が大江自動車に入社したのは1992年(平成4年)です。

そして2002年(平成14年)に法人成りし、(有)大江自動車を設立。

父に代わって代表取締役となり、舵取りをバトンタッチしました。

それ以来、バブル崩壊、失われた10年、リーマンショック、東日本大震災、新型コロナ感染症の拡大など、谷あり、谷ありの連続ですが、お陰さまで今日まで営業し続けてきましたね。その間、工場をコンクリ-ト4階建てに一新して、小さいけれど気持のいい会社社屋になりました。借金は背中に背負ってますけど。けっこうこの重みが肩に食い込んでますけど。

私は父と違い、一流の整備士ではありません。

何をやっても二流です。

成功するより圧倒的に失敗が多い。

失敗から学び、その積み重ねでスキルアップし、活路を見出してきました。

私の強みは、失敗を恐れず、半歩前進を繰り返すことができる愚直さです。

一流にはなれないけれど、超二流を目指す歩みの遅いドン亀です。

野村克也の「超二流」

https://www.amazon.co.jp/175-%E8%B6%85%E4%BA%8C%E6%B5%81-%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%AB%E5%8B%9D%E3%81%A4%E4%B8%80%E8%8A%B8%E3%81%AE%E7%A9%B6%E3%82%81%E6%96%B9-%E3%83%9D%E3%83%97%E3%83%A9%E6%96%B0%E6%9B%B8/dp/4591163806

それでもコツコツ小さな半歩を積み重ね、気がつけば創業40年。

昭和・平成・令和と呉地域の皆さまに支えて頂きながら営業してきました。

お客様には感謝の気持で一杯です。

お客様は神様です。

車を通じてお客様のお役に立つ仕事を提供し続けることを念頭に、

次は創業50年に向けて歩み続けます。

企業生存率のデータによると、30年企業は全体の2%

50年企業はわずか0.7%だそうです。

つまり、今ある企業でも30年後には98%、50年後には99.3%の会社が何らかの理由で倒産していることになります。

企業生存率のデータを見て、私が連想するのは

ダーウィンの「進化論」です。

強いものが生き残るのではなく、環境に適応した生物が生き残るっていうやつです。

ダーウィン「種の起源」

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%80%8C%E7%A8%AE%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%80%8D-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96-Sabina-Radeva/dp/4001126788

自動車もIOT化が進み、今後10年で自動車産業は劇的に環境変化が進んでいくでしょう。

産業革命期に匹敵する、情報革命の真っ只中をわれわれは生きているわけですから、悠長に構えていては環境変化に適応できず滅びていきますよね。

しっかり未来予想をたてて、環境変化に適応していきたいものです。

変化することに躊躇は禁物です。

変化を感じたら、即座に正しい情報を収集してその場で判断を下す。

適正スピードで柔らかくしなりながら、必要とあらば果敢に変化する。

これが大事と考えています。

大江自動車は弱くて小さな会社ですが、お客様のお役に立つという不朽普遍の目線に立って、時代に寄り添い進化していきます。

今日の結論!

企業50年生存率は、わずか0.7%!

大江自動車は100年先を見据えて、まずは脚下照顧。

お客様のお役に立つことを原点に、時代の変化に適応して参ります。

今後とも宜しくお願い申し上げます。