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有限会社 大江自動車
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えー!! 嘘でしょう?!ま、ま、まさか…大江自動車が、映画「飛べない風船」に銀幕デビュー!えー!!

飛べない風船

https://youtu.be/nrc8x1TD3EQ

大江自動車にまさか!の出来事

いきなりですが、

ゴホン!といえば龍角散(りゅうかくさん)!

龍角散CM(80年代)

https://youtu.be/6ntF0ju7bBI

急に脳内に、このCMが頭の中をグルグルし始めたもんで。

吐き出してみました。すっきりしました。

えー、あらためまして。

人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、まさかだ!

*松下幸之助 名言 人生の3つの坂

きっかけは、後輩からの電話です。

2021年8月 まだまだコロナ禍真っ只中の夏の終わり。

大江自動車のまさか!の銀幕デビューは、

1本の電話から始まった!

「呉で映画の撮影あるんですが、車の手配を手伝ってもらえませんか?」

後輩の谷川君(仮名)からの依頼だった。

谷川くんは真心(まごころ)という会社の社長で、イベント企画業も仕事の範疇。

聞けば、低予算で新人監督の映画を呉の地で撮影するらしい。

出演者、スタッフや機材を運ぶ車を低予算で手配したいとのこと。

レンタカーを借りるだけの予算はとてもないらしい。

「だったら、うちの代車を貸し出したらいいか。」

呉がロケ地なら、映画を通じて呉の知名度アップにつながるし、

車を通じて少しでも自分が役に立てるならいいじゃん!

そんな気楽な気持で、安易にオッケーサインを出したのが

「てんやわんや」の始まりだった。

そういえば、てんやわんやの漫才なつかしいな。

昭和漫才てんやわんや

https://youtu.be/-YK8WvFAI7U

まさかの撮影初日に故障!橋の上で1ミリも進まず!

谷川君から依頼を受けて車を早速手配しましたよ。

機材を運ぶ軽トラック。

スタッフを運ぶ、ワゴン車と軽自動車。

ところがね、撮影が近づいてきた8月に終わりになってね、

用意する車は、スタッフ用じゃなくて

撮影用、つまり映画に映りこむ車っていうことになったのね。

「えー!聞いてないよオ。」

って、思わず叫んだよ。ダチョウ倶楽部に負けないくらいね。

スタッフさんの移動用と、撮影用だと、これプレッシャ-ぜんぜん違うんだよね。

だって撮影用だと万一があったら、ヤバイじゃん!

故障したり、事故ったりは禁物だからね。

しかも、ギャラは変わらないの。ボランティア価格だから。

いや、金の話じゃないだよ。そんなのカンケーねえ。

「マジ、撮影用は気を遣うし、プレッシャーかかるわ。」

それでね、軽トラはうちで一番頑張ってる 故障知らずのアクティトラック。

ワゴン車は、カロ-ラフィルダー。思い入れのある私にとって特別の車。

これはね、地元呉の秋祭りの世話役してたころ、

呉の秋祭り紹介 ヤブ

https://www.facebook.com/kure.yabu

とてもお世話になった山ちゃんが乗ってた形見の車でね。

山ちゃんには可愛がってもらってたのね。

山ちゃんが亡くなって、しばらくしてね、

奥さんから廃車にして下さいって依頼を受けて、

持ち帰ったんだけどね。

車を見ると、山ちゃんのことを思い出して、涙が出てくるのね。

どうしても廃車にできなくて乗り続けていた私の愛車でね。

いや、これ映画に出たら、濱ちゃん喜ぶだろうなって。

天国でね。大笑いしてくれるだろうなって、

思って用意したのね。

映画用にピカピカに磨いてね。

あと、もう1台はアルトラパン。

水色と白のツ-トンで可愛いやつ。

高校時代の親友が乗ってた車でこれも私のお気に入り。

この3台で万全だわ。

撮影前日に全ての車を、所定の場所に無事納車。

はい、私の仕事は終了です。ハイ、無事終了!!

とは、ならなかったーっ!

撮影初日!初日よ!!

早朝、緊急連絡あり!

まさかの故障!

安芸灘大橋のうえで!

1ミリも動かず!!

まさか、あのアクティトラックが!

今まで一度も故障知らずのアクティが!

なぜだ!なぜなんだ!!

そう叫びながら、現場に向かいましたよ。

いや、橋のうえで見事に停車しているではないですか!

足をブルブル震わせて。

子羊のように。

私は乗ってきたキャリートラックをスタッフに引渡し、

「とりあえず、これに乗って現場に向かってください。」

「アクティはなんとかします!!」

ところが橋の上では何ともできず、工場へ持ち帰り早速点検に。

いやー! 必死でした。今まで経験したことのない、まさかでしたね。

原因を知りたい? 知りたいの?!

原因はね、カムシャフトセンサーの配線が

カプラの中で接点不良になって

センサーが作動していなかったの。

こんなこと通常、滅多に起こることではないんです。

はじまりは、いつもまさか!です。

このまさか!これで終わりではなかったんです。

いえいえ、これはほんの序章。今振り返れば、まさかの夜明け前です。

故障車の代車キャリーが急遽、リリーフ登板!ところが、これが次なるまさか!を招く、負の連鎖。

アクティはね、持ち帰って、1時間で治したんです。

普通なら、めでたし、めでたし!ですよね。

でも、そうはいかなかったーっ。

なんと、修理の間に、緊急用として貸した軽トラ(キャリー)で

映画撮影しており、ということは、つまり、

その後の撮影は全てこの車両で行うことになってしまったんです。

目の前が真っ暗になるっていうじゃないですか!

あれ、ホントですね。

目の前が、闇夜のように真っ黒で見えなくなりました。

「えー! ヤバイじゃん。」

なにせこのキャリー、廃車予定の老体で、過酷な撮影なんてダメダメ!

いやいや、まさかこんなことになるとは!!

私は背筋がゾッとしました。

そして、私の心配は現実のものとなっていくのです。

まるで、ホラー映画のようにね。恐怖です。

さあ、大江自動車、絶対絶命のピンチ!

どうする、大江自動車。

どうなるんだ、大江自動車!

今日の結論!

人生には3つの坂がある。

上り坂、下り坂、そしてまさか!だ。

まさか!の矢は抜いても、抜いても突き刺さることがあるのよ。

これ、ホントだよ。さあ、そんなとき、

あなたなら、どうする?

*今日は眠くなったのでここまで。

続きは明日だよ。