いや、すみません。
冒頭から謝罪で始まります。
だって、昨日の記事を今日読み返したんだけど、
あれ、何?
なんだったんだろうね。
昭和の自転車…要するに昔話からはじまって、道元で終わる!
しかも、なんのボケもオチもなく、
タイトルに1ミリもかすりもしないなんて。
そんなのある?
いや、反省ですね。日々反省!
さて、そんな訳で今日はいきなり本題に入りますよ。
昨年の10月以来、広島県では自転車が大変なことになっているんです!
えーっ!どういうこと?って思っている貴方。
昨年の10月6日以来、広島県では自転車条例が制定され施行されているんです。
あー、知ってる、知ってる。
それが、何か?
って思いますよね。私もそう思った一人なんです。
今更ですが確認です。
この自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例は次の5則が柱ですね。
①自転車は車道で左側通行
歩道通行は原則ダメですよ。
②交差点では信号と一時停止を守ってね。
③夜間はライト点灯してね。
④飲酒運転禁止
⑤ヘルメットの着用
広島県自転車の活用の推進及び安全で適正な利用の促進に関する条例を制定しました
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/97/jitennsyajyourei.html
どうでしょう?
町なかでは、私の目から見て十分に守られていない印象があります。
特に、車道の左側通行やヘルメットの着用はかなり実施率低いのではないでしょうか?
まあ、それにしても、ここまでの話の内容は、そうだよねって雰囲気は感じている人多いのではないでしょうかね。
問題なのは、その後の新たな動きの話のほうですね。
ええと、令和5年4月1日から 広島県では自転車保険の加入が義務付けされます!
そう自転車に乗るのに、保険に入らないといけないんです。
これ、努力目標ではなく、義務ですよ。義務!
eサイクル保険(自転車利用者向け保険)
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/net/e-cycle/
これは何を意味するかというと、
私的な解釈で一言申し上げれば、
法律の世界では、従来の自転車は自転車でなくなり、車扱いになるということだと思います。
今までの概念で自転車の取り扱いを考えると、新しいルールを守ろうという積極的な気持を持てないと思います。また、自転車に関する交通事故に遭遇したとき予測していない大きなリスクを背負うことになると思います。
「おや、今までとは大きくルール改正されたぞ。」って意識は意外と持てないんじゃあないかなあ。
逆に、昔の自転車は自由な乗り物で良かった等の、「昔は良かった説」や、
最近は何でも細かなルールで人を縛りつけて不自由な世の中だ等の「議論のテーブルすりかえ論」が聞こえてきそうですね。
はい、そこで提案です。
今日は真面目な文章でしょう?
ええ、そうですとも。
なんたって人様の命が関わっていますから。
自転車が法律上、車あつかいになるのなら、
「自転車」の呼称は捨てましょう!
さらば、自転車です。
50ccバイクを原動機が付いている付自転車と呼ぶのなら、
今までの自転車は、原動機が付いていない自転車と呼ぶことを提案します。
原付(げんつき)自転車に対する
原無(げんなし)自転車という呼称を普及さてはいかがでしょうか?
自転車は自分でペダルをこいで転がる乗物だから、
その自転車に「原動機なし」をつけるのはおかしい!って思われ方もいらっしゃるでしょう。
でも、そうですね。いや、おっしゃるとおりです。
私のアイデイアを、なんて説明すればいいかなあ?
そう、例えば、「坦々麺」について考えてみましょうか。
汁につかった坦々麺が常識だった世の中で、汁のない美味しい坦々麺を考えた人は天才ですよね。
そして、これを「汁なし坦々麺」と命名したこのセンス。
やりますね。
今や、「汁なし坦々麺」は市民権を得て、本家「坦々麺」を駆逐する勢いです。
本家「坦々麺」にとって肩身の狭い時代です。
しかし、もう少し時代が進めばやがて、「坦々麺」が再び巻き返しを果たす時代がやってくるでしょう。そのとき、革命的な美味しい「坦々麺」を発明した料理家は、この上手い坦々面をなんて命名したらいいんでしょうか?
やってきましたよ!
その呼び名は
「汁あり坦々麺」です。
これしかない。いや、これしかありえない!
あと、20年もすれば「汁あり坦々麺」が世の中を席巻する時代が到来することを、私は予言したいです。
古来日本では、従来の概念でないものを定義しなおすとき、今までの常識とは真逆の言葉を添えて、皆の意識改革を図ることを繰り返してきたように思います。いわば日本人の得意とする表現テクニックですよね。
たとえば、「忌」という言葉は、嫌って避ける、にくむ、ねたむ、更には不吉や、縁起が悪いっていう強烈なネガティブワードですよね。
ところが、神道で「忌火」と使われと、この「忌」という言葉はその意味が180度反転して「清浄な」火という意味に昇華します。日本語の不思議な性質ですよね。
忌火の意味
https://naming-dic.com/wa/word/51372991
だから、私は根拠をもって
(汁なし坦々麺から忌火のくだりは、かなり無謀で強引な論理展開ですが、強引ついでに矢沢永吉にキャラ転換させてもらって、「そこんとこ、よ・ろ・し・く!」)
広島県民に提案させて頂きたいと思います。
いえ、私が知事なら迷うことなく、こう決めます。
(いや、あくまで洒落ですよ。洒落ね!怒っちゃダメですよ〔笑〕)
令和5年4月1日から、自転車の呼称は世の中から消滅します。
自転車そのものは今までと何も変わりませんが、存在価値が転換するんです。
だから呼称も変えましょうね。
そう、その新しい呼称こそが、自転車 あらため 「原動機無自転車!」
略して 「原無(げんなし)!」
いかがでしょう?(賛同の反応うすっ!!)
今日の結論!
みなさん、4月1日は自転車最後の日です。
4月1日からは自転車は車だと思って下さい。この意識改革で、多くの命が交通事故から救われはずです!